2008年度第4四半期、世界の建設機械需要39%減少に対してボルボ建設機械は売上高29%減少
ボルボ建設機械は2008年度第4四半期及び通年の結果を以下のように発表した。2008年度、売上高は5%増加しているが販売台数は2007年度とほぼ同じ64,000台。この結果は第4四半期の世界的経済不況の厳しさを反映している。第4四半期ボルボ建設機械は39%の世界の建設機械需要減退の中、29%売上減少している。2008年全体でボルボ建設機械は売上高SEK56,079 百万 (2007年度SEK53,633 百万)と5%の増加、営業利益は第4四半期の悪化により2007年度SEK4,218百万からSEK1,808百万に営業利益率7.9%から3.2%に減少している。
ボルボ建設機械は世界的景気減速による売上減少、生産調整そして原材料高騰等の影響を受け、第4四半期売上高は2007年度SEK 15,523百万からSEK 11,031百万に29%の減少、為替等も加味すると38%減少している。
営業利益に関しては前年同期のSEK 1,035 百万から△SEK 1,256百万に、営業利益率も+6.7%から-11.4%に悪化している。
景気後退期の経営戦略
ボルボ建設機械は厳しい市場環境において効率性を上げるべく包括的計画を遂行する。
在庫削減の為に全ての工場において生産量を減らし、昨年10月から19%の在庫削減、さらに2009年度第1四半期には20%の削減を予定している。この生産調整は不幸にも3,400人の労働者の削減を引き起こした。
マーケットシェアの増加
厳しい市場環境にもかかわらず取り扱い製品市場において、この四半期は強固なディーラネットワークと製品郡のおかげでマーケットシェアは増え続けた。
2008年度マーケット概観
2008年度第4四半期において北米市場の需要は34%減少、欧州市場は49%減少、アジア市場は38%そしてその他市場は28%減少している。2008年全体では世界の建設機械市場は11%減少している。
マーケット展望
2009年市場見通しは弱めに推移すると見られる、欧州市場需要は30-40%の減少、北米市場は10-20%の減少、そしてその他市場も30%の減少が予想されている。
マーケット戦略
2009年ボルボ建設機械は景気後退期の経営戦略に主眼を置く。コストの削減と市場環境に沿った生産体制を実現する。
他にも、買収した企業とのシナジーによる利益の増加、コスト削減、プラットフォームの共有化、生産コストと市場価格間の適正化等を強化していく。
表 1. ボルボ建設機械の地域別売上高(百万SEK)
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第4四半期 |
通年 |
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2008 |
2007 |
2008 |
2007 |
|
欧州 |
4,483 |
7,826 |
25,192 |
25,294 |
|
北米 |
2,024 |
2,422 |
10,159 |
11,170 |
|
南米 |
672 |
684 |
2,913 |
2,155 |
|
アジア |
2,834 |
3,781 |
13,738 |
12,179 |
|
その他地域
|
1,018 |
810 |
4,077 |
2,835 |
|
合計 |
11,031 |
15,523 |
56,079 |
53,633 |
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