建設機械に大きな変化の兆しが見えています。ハイブリットエンジンの導入も実現されていますが、デザインについてはどうでしょう。ボルボのデザイナーの自由な発想によるホイルローダの未来像– the Gryphin
世界的建設機械展示会(Bauma)でボルボは未来の建設機械の新しい技術の指針を示しました。その中でも聴衆はハイブリットエンジンに注目しています。ボルボは大型車両用{おおがた しゃりょう よう}ディーゼルエンジンのメーカとして次世代エンジンと燃料技術の最先端にいます。展示ではディーゼルと電力のハイブリットエンジンで小さなエンジン、低燃費、低排出ガスそして高いパフォーマンスを実現できると説明しています。しかし展示の中心はボルボ建設機械の最新デザインコンセプト– the Gryphin です。
Gryphin は2020年代のコンセプトホイルローダです。2004年のSfinX コンセプト油圧ショベルの成功に続きボルボデザイナーは近未来のホイルローダを創造しました。実はこれは目新しい事ではありません。なぜなら1950年代に世界で始めてホイルローダをデザインしたのもボルボのデザイナーだったからです。
Gryphin はとても未来的ですがボルボらしさをよく表現しています。安全性、効率性そして力強さなどボルボのコアバリューが現れています。Gryphinの二大テーマは“環境への配慮”と“快適なオペレーション”です。エレクトリックバイブリットパワーを使用することによりほぼ排出ガスをゼロとし、トランスミッション、ドライブ、アクスルの代わりにエレクトリックモータを各ホイールに装備することにより地上からの高いクリアランスと究極の静かな機械に仕上げています。
キャブについてもドライバーシートからの視界が全方向に開けるようガラス構造にしています。このキャブは機能的に設計されていて、寒冷地での霜、凍結を防ぐヒータ機能や、強力な日差しに対するサングラスのように変色もします。
ボルボホイールローダは高い掘起力と優れた平行リフトにより長く認められてきました。Gryphinはこれらの機能を軽量で頑丈なセンターブームを使用する事によりさらに進歩させています。リフト作業の向上だけでなくねじれストレスの低減、そしてフロントブームリンケージを外す事による作業時の広い視界を実現しています。
元来のドライブラインとアクスルを無くし機能的な独立したサスペンションを設置。 これは振動の少ないより快適なオペレーションだけでなく地上とのクリアランスの調整も可能にします。フレームを下げれば重心を低く出来るため、快適さと安定性を無くさずに高速の移動を可能にします。またフレームを上げれば起伏のある現場に最適であり、安定性を損なわずに高いダンプ高を実現します。
たくさんのGryphinに使われている技術はすでに開発段階でありテスト中のものもあります。これらは今から20年後の作業現場において現実化されるとボルボ建設機械は想像してます。
March 7, 2007
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